dlitの殴り書き

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はてなブックマークのお気に入りに入れてるアカウントを一部紹介((自然)言語中心)

 下記のようなお気に入りに関する記事を読むと、おすすめアカウント的な情報があったら便利かなあと思うので、自分でも少し提供してみます*1
anond.hatelabo.jp
 最初はもっと紹介しようかなと思ったのですがカテゴリーを考えるのも分類もかなりめんどうな感じがしたので、私がお気に入りに入れているアカウントのうち、(自然)言語に関する話題をそれなりにブクマしている方たちを中心にさらに絞り込みました。
 ここから何人かお気に入りに入れると、自然言語(ことば)に関する情報がいろいろ入ってくると思います。ただ、私が勝手に言語関係の情報を気にしているだけでその他のトピック(むしろそっちの方)がブクマ多いという方もいるということにはご注意下さい。
 なお、外したのは主に

  • プライベートモードになっている
  • 私が紹介文をうまく書けなかった
  • (私の主観で)あまりブクマ数が多くない、(特に最近)ブクマが定期的ではない

方たちなので、気になる方は私のお気に入りアカウント一覧(http://b.hatena.ne.jp/dlit/follow)をご参照下さい。それほど多くないので個別に見ていってもそんなに大変ではないと思います。
 迷惑なんで外してくれ(ひっそりやりたい)という方はご一報いただけると助かります。

アカウント紹介

 idのアルファベット順に並べています。

  1. funaki_naotoのはてなブックマーク:ブクマ多いです。言語についてもそれ以外でもトピックは幅広いですね。
  2. gorotakuのはてなブックマーク:言語以外のブクマも多いですが英語、言語教育・言語学習等。
  3. hituzinosanpoのはてなブックマーク:あまり言語というイメージがない方もいるかもしれませんが、社会言語学関連。
  4. k980504のはてなブックマーク:この方もトピック幅広いです。一般的に話題になっているニュースの情報がけっこうあって私が拾ってくる変な言語論ネタのきっかけになったりしています。
  5. karpaのはてなブックマーク:言語以外のトピックも多いですが、日本語の表記や論文の情報で。
  6. kuzanのはてなブックマーク:日本語に関する幅広いトピック。個人的には「誤用」やことばの規範に関する情報が気になるところ。
  7. s_locarnoのはてなブックマーク:教育に関するいろいろなブクマがありますが、日本語と関わるところだと国語教育関連で。

*1:むかし?はこういう紹介系の記事がけっこくあったと思うのですがはてブに関してはどうでしたっけ。

ベビーカー話(と抱っこひも)についてほんのちょっとだけ

 もう「乳母車」って親ぐらいの世代と話す文脈以外ではぜんぜん聞かないし耳にも目にもしなくなった気がします。新しい分野に接するとわからないことばがいっぱいというのは珍しくないことですが、「スタイ」(旧:よだれかけ)とか最初ぜんぜんわからなかったっすよ。
 さて、さいきん話題のベビーカー話ですが、
travel.spot-app.jp
この記事は、体験がある人とない人をつないでくれるほんとうにいい記事ですね。
 育児に限らず、特に「大変なんだよ」という体験談は(時に経験者からすら)一定の反発を受けるのはしかたないのかなという印象があるのですが、こういう「まだその状況にないけど試してみた」系の文章は独特の届く範囲を持っているのではないでしょうか。今回の記事については計画の丁寧さや文章の書き方・表現もよかったのでしょうけれど。
 以下少しだけ私の体験談を書きますが、子育てってほんと人によって条件によって環境によっていろいろなようなので*1あくまでも一事例だということにご注意ください。

ベビーカーと地下鉄

 さて、上記の記事でこどもの代わりに米袋を使っているのはインパクトもありいろいろな人にとって直感的にわかりやすくいいアイディアだなあと思います。
 現在私の生活圏ではけっこう地下鉄が中心になってしまうのですが、確かにベビーカーは大変なことが多いですね。エレベーターが遠いだけならいいのですが(むしろ変なところにあると利用者が少なくて使いやすかったり)、入り口が複数ある駅では一度外に出ないとエレベーターにたどりつけなかったりということもありますし、行けなくはないけどそのために数段の階段をこえなければならない、という歯がゆい地形にも遭遇します。
 1人で抱っこして片手に折りたたんだベビーカー、というのは試みたことがあるのですが最初の1回目で危なすぎると感じたので則辞めてそれ以降やらないことにしています。2人だと抱っことベビーカー運搬を分業できるのですが、0歳児だとベビーカーがかなり体を固定する方式だったりするので抱っこしてたたむまで一苦労(そして階段やエスカレーターを乗り越えてもう一度乗せるところでも一苦労)なんてこともあります。これに雨の日はレインカバーの取り扱いとかも出てきて…大きくなって少しの距離でも歩けるようになるとぜんぜん違うんでしょうけどね。
 そんな体験を重ねるうちに、私の環境では単なる移動なら抱っこひもで路線バスが総合的に楽という結論になりました。ただ買い物とか長丁場だとやっぱりベビーカーが便利でして*2。ただバスも混むとたいへんですね。

抱っこひもはどうかというと

 階段やエスカレーター等いろいろな地形をこえていけるという点では、やはり抱っこひもは便利ですね。重くなってくると大変ですけど。体重が軽い時期はこどもの体がまだしっかりしていないので自分の動きに気を使ってつかれるということがありました。
 ベビーカーで初詣の記事に「ベビーカーで問題なら抱っこひもで行けばいいのでは」という反応を見かけましたが、人混みでは抱っこひもの方が他の人の圧力を遮ることができずこどもにとっては危ない気がします。
 こどもの年齢にもよるのでしょうが、抱っこひもで抱っこしてる最中って、思った以上に何にもできない気がします。抱っこひもでの送り迎え(保育園)を始めた時はよく「今襲われたらけっこうどうしようもなくやられてしまうのでは…」と考えたものでした。
 ゲームみたいに装備品がボタン一発で切り替えられるならベビーカーと抱っこひも両方持って出かけるのが最強なんでしょうけれど。

おわりに

 こういう体験談、経験話ってあらゆる人のものを聞いたり読んだり、ましてや覚えておくって大変ですよね。たくさんの人が「大変だ」っていうことを発信すると、どこかにそれが圧力に感じてしまう人がいるのもしかたないことかなと思います。世の中には子育て意外にも問題ってたくさんあって、それにまつわる話があふれてますから。
 でも誰でもいつ当事者になるかはホントわからないわけで*3、体験談は、ちょっとでも気になったら忘れてもいいので一度読んでおくのがいいのではないかと思います。

おまけ:初詣にどれぐらい行きたいか

 ところで、私の家がそうだっただけなのか沖縄ではそこまで歴史がある風習ではないのか、初詣に行くという慣習も欲求もぜんぜん持ち合わせていません(沖縄でも行けばかなりごったがえしてますけど)。初詣(の必須度合い)に関する温度差も意外とあるのかなあということも個人的には気になりました。

*1:他の方の話を聞いていると実感しますね。一方で「そうそうそうそう」ということも多いのですが。

*2:デパートとか貸し出しサービスを用意しているところも多いのですが。

*3:子育てに関して言うと、自分のこどもができる以外にも、手伝いやバイトなんかで少しやることになるとか。

こういう具体的な指摘や批判の割合が増えてほしい

 ニセ科学に対する批判的な活動は基本的に応援しているのですが、私が「ニセ科学批判クラスタ」かって言われるともう最近は自称他称ともに微妙な感じがしますね。
schutzengel.hatenablog.com

思い返すと、以前もそれほど積極的に何か書いたりしてたわけではなかったなと自分のブログを読み返していて気付かされます。
 なんで自分で(より)書かなくなったかというと、一番は自分が仕事で忙しくなって議論や情報を追う時間やそもそも書く時間自体確保できなくなったというのが大きいのですが、ニセ科学に対する批判的な活動に関わる人もだいぶ(見える範囲に)増えて自分が何か書かなくてもそのうち誰かがいろんなことを書いてくれるんではと思うようになったということもあります。
 さて、そんな「ギャラリー」のようになっている私にとって、poohさんが言及しているyasugoro_2012さんの記事は、誰のどのような物言いが問題なのか指摘が具体的*1で大変助かります。
d.hatena.ne.jp
これは「ニセ科学批判」に限らないことなのですが、情報や文脈を共有できていない「ギャラリー」や第三者(?)にとって、ある話題ややりとりが気になっても(特に発言や指摘が曖昧で具体性に欠けると)途中から追い付くって大変なんですよね。場合によっては誰かがまとめを作ってくれることもありますけれども。
 この問題はずっと気になっていて、下記のような「お願い」を書いたこともあります。
dlit.hatenablog.com
そんなこと言いつつ、私も言語関係の話題では対象をぼかした揶揄やほのめかしをまったくしないわけではありませんし、意図的に具体性をぼかすのもレトリックの1つではあるかなと思います。あくまで「ギャラリー」からすると「助かる」ということですね。わかる人だけわかればいいやという状況もあるでしょう。
 批判や指摘を受ける側にとっては、具体的だとなんというか逃げ場がなくてたいへんとかつらいってこともあるでしょうけれど、ほのめかしにもやもやするよりはいいんじゃないかなあ。

おまけ

 ニセ科学問題に直接言及しなくなった主な理由は上に書きましたが、もう一つ個人的に重要なポイントとしては、私にはせっかく言語学・日本語学という専門があるので、専門のことを書く方にリソースを割いた方がいいだろうと考えているということがあります。それはそれでプレッシャーもあるのであまり思うようには書けてませんけどね。あくまで私の判断はそうということで、単純に一般化できる判断でもないでしょうけれど。

*1:細かく言えば「具体的である」ことと「具体例がある」ことは区別した方がいいのかもしれませんが、話がごちゃごちゃしそうなので以下特に区別していません。