dlitの殴り書き

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気になるタイトル(1): 国家公務員のボーナスに関する記事から感じたタイトルの威力


 ツイッター上だけ見ても、「なんで増えてるんだおかしい」みたいな反応があるが、記事を読むと

 東日本大震災の復興財源を確保するため、特別職を含む国家公務員給与は2012年4月から2年間、特別減額されており、過去20年で昨夏に次ぐ低い水準となった。
国家公務員に夏ボーナス 3年ぶり増 - 47NEWS(よんななニュース)

と書いてある。つまり昨年が上に書いてあるような事情でかなり低く、それよりちょっと増えたというお話。しかも、記事内には原因として平均年齢の上昇があることも書かれている。
 こういうのを見るとタイトルって重要だし気をつかって付けてほしいよなと思う。
 似たようなタイトル


 参考に他のタイトル
 下の記事はさらに何らかの意図を邪推してしまうタイトル
「のに」って何だ「のに」って。
 ちなみに本文を読むと事実の記述になっている。タイトルに暗にネガティブなニュアンスを込めるのはこういうジャーナリズム?の世界では「高度なテクニック」的な何かなのだろうか。
 さらに、こういう記事に対する感想なんかを書いているツイートでは「国家」が落とされて全ての「公務員」が良いボーナスをもらった(けしからん)みたいな流れになっているのも見かけた。これはタイトルとはまた別のお話だけれども。