dlitの殴り書き

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【メモ】部活や大学などの集団とSNSからの逃げられなさ問題

 部活の話は気になるところなので下記の記事を読んでいたら、SNSの話が出てきた。

つらい部活をなぜ辞められないのか。
娘は生徒同士のつながりが断たれ、学校での居場所を失うことを恐れていました。
LINEやツイッターなど、SNSでつながっている生徒たち。
部活を辞めれば、「あの子は弱い」「逃げ出した」といった陰口が瞬く間に拡散します。
さらに、他校の生徒とも情報交換が行われているため、脱落者というイメージが高校へ進学した後まで、ついて回るというのです。
実際、娘は部活を辞めた先輩が、陰口が原因で不登校になったのを目の当たりにしていました。
「死ね!バカ!」これが指導? ~広がる“ブラック部活”~ - NHK クローズアップ現代+

 ここで書いた下記の話を思い出した。

現在の大学生の「つながり」として機能しているものに、LINEをはじめとしたSNS的な「場」があるのではないかと思う。これは、ケースバイケースかもしれないけど、人によっては物理的な場(所)よりしんどいものになりうるのではないか。なぜなら、いやな「場」には行かないという選択肢がいちおうあるけれど、LINEなんかはどこにいても追いかけてくるから。授業でSNSのことばを取り上げたりするので、受講生のSNS事情を聞く機会がけっこうあるのだが、みんななかなか大変そうだ(これは学生に限った話ではないかもしれない)。
大学生の「つながり」「場」としてのLINEとかと逃げられなさ - dlitの殴り書き

 こういう話はメールや掲示板等に関係して前から指摘があるのではないかと思うが、気になるのでメモとして残しておく。
 そういえば、ドラマ等でもLINEが「いじめ」的な文脈で使われているのを目にするようになった(ママ友の集まりで特定の個人を攻撃するようなやつ)。
 特に具体的に調べているわけではないのだけれど、現場レベルではすでに色々対策が講じられているのだろうか。