dlitの殴り書き

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なぜ東京からつくばに通っているか

 先日書いた記事は思いがけずいろいろな方に読んでいただいたようでちょっと驚きました。

dlit.hatenablog.com

その中でも,やはり通勤にかかる時間が大変そうだという反応が複数あったので少し補足しておこうと思います。

 ちなみに,筑波大に行ったことがある人は分かると思いますが,つくば駅(つくばエクスプレス終点)から筑波大に行くのがけっこう大変なのです。特に私の主な生息地である人社系エリアは南北4kmあると言われているキャンパスの北の方(遠い方)に位置していますので。

つくば→東京も試した

 つくばに住んで東京に通うという選択をしなかったのにはいくつか理由はあるのですが,その1つはつくばエクスプレスの混雑です。

 朝はつくばから東京方面のみ通勤快速があることなどから分かるようにかなりの混みようです。私は早い時は5時台の東京発の電車に乗るのですが,その時間ですら向かいの東京着の電車はかなり混んでるんですよ。ということはつくば発は何時なのか…そしてその後の時間帯だともっと混んでておそろしいです。

 実はこどもが生まれる前につくばに住んでパートナーが東京に通勤というパターンも試してみましたがかなり大変だったようです。

 ちなみに,東京に移り住む前にいろいろな大学教員にインタビューしたところ,かなりの確率で「勤務地が離れている場合は中間地点に住むのは避けろ」というアドバイスをいただいたので北千住とか守谷とかっていう選択肢はかなり早い段階で消えました。

追記(2018/10/17)

 「中間地点を割けた方が良い」というアドバイスの理由はだいたい同じで,ある程度離れていると通勤時間を半分にしても負担や疲労度が半分になるわけではないということのようでした。たとえば勤務地が1時間離れているとします。一方に近いところに住むと通勤時間1時間:疲労度10&通勤時間10分:疲労度2のようになるのに対して,中間地点に住むと通勤時間30分:疲労度8&通勤時間30分:疲労度8みたいになってしまってどっちにとってもあまりメリットがない。それよりは片方の負担をできる限り減らした方が良いというような話でした。

 あとこどもがいる場合はどちらかの勤務地が保育園に近くないと緊急時の対応が難しいというような問題もありますね。

同居できるだけいいかなあ

 大学教員の生態に詳しい方は分かる人もいるのではないかと思いますが,両方大学教員のペアだと勤務校がかなり離れているということも珍しくありません(国境をまたぐケースも)。実は私も数年前は関東と四国で別々に生活していました。

 それを思えば現在なんとか同じところに住めているのは僥倖としか言いようがないというのが私の実感です。もちろん現状を改善できるならそれにこしたことはないんですけどね。

 ところで以前も書いたのですが,「東京に住んでいる」という情報だけで「東京って憧れますよね」「無理してでも住みたいと思っちゃいますよね」みたいな反応がかえってくることが思いのほか多いのに驚きます。

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私の印象からはけっこうずれていますし,今から次の都知事選が憂鬱なのですが。