自分が書いたものをどうするかは本人の自由であるというのはもちろんのこととして。
年が明けて「今年はブログをがんばりたいです」といった抱負をいくつか見かけてそうじゃない話があってもいいかなと思ったので書いておきます。
読み手の希望として
特定のブログ名やidは挙げませんが、これまで何度か、自分が好きなブログがなくなってさみしい思いをするという経験がありました*1。
読み手としては、たとえ更新が全くなくても、ブログ(あるいはそれに限らずweb上の文章)は残しておいてくれると嬉しいです。
検索で何年も前のブログ記事に辿り着いて、そこにある情報で助かったり文章を楽しんだりした後に最新記事を見てみるとやはり数年前に更新が止まっているということも珍しくなくなってきました。そんな時はほんとに「残しておいてくれてありがとう」と思います*2(めんどうくさがりなのでコメントなどは残しませんが)。
どうしても消したいというのでなければ、非公開にするというようなやり方もありますし。
もし書くことがめんどうになったのなら、ブログを消すということもめんどうがってくれないかなあという勝手な希望です。
書ける時だけまとめて書く
私は下記の記事にも書いたように
d.hatena.ne.jp
webに文章を残しておくという感覚でブログを書いていますので、定期的な更新にはほとんどこだわっていません(それなりに読んでくれている人がいるのと、あまりに時間があくと勘が鈍る気がするので多少は気にします)。
もちろんブログを書く目的は様々だと思うので、間断なく定期的に書くことが重要だということもわかるのですが「書くモチベーションが記事の公開まで持続する*3時だけ(どんどん)書く」というのもいいのではないでしょうか。
私はこれに近くて、何かきっかけがあった時(年明けとか)に比較的続けて更新するのですが、それ以外は数ヶ月空いたりもします。三日坊主でもいいじゃないですか。毎年三日坊主なら毎年3エントリずつ増えますよ。
おわりに
今年もブロガーの皆さんのご武運をお祈りしております。
"good luck"に当たるような日本語の良い表現ってなかなかないなと思ってたんだけど「ご武運を」は結構良いかもしれない。
— Takumi TAGAWA (@dlit) February 3, 2014
「明日一限あるんだ」「ご武運を」
「今日はどちらまで」「東武野田線で大宮まで」「ご武運を」
追記(2017/01/05)
いただいた反応を見て思ったのですが、端的に書きすぎたかもしれません。
私が考えているのは「定期的に書く/継続する」以外のブログのやり方もあってそれもなかなか良いのではということで、定期的に書く/継続することを目標にすること自体に疑義を唱えたいということではないです。とりあえず(一定期間)とにかく続けてみる、というのもいいのではないでしょうか。書き手とやり方の相性もあるでしょうし、時期や状況、それこそ気分によってやり方を変えてもいいんではないかと思います。
実はこんな適当な私でさえ、ブログをぜんぶ消してしまいたい衝動にかられてしまったことは過去に数回ですがありまして、そんなときに思い出してもらえれば、と思ってこんなものを書いたのでした。