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dlitの殴り書き

言語学とかの殴り書きでないものを読んでみたい方はダイアリーの方(http://d.hatena.ne.jp/dlit/)もどうぞ

ほんとうのふるさと、ほんとうのおきなわ

沖縄

 これから書くこと以外にもいくつか気になったところはあるんだけれど、

手軽に行ける離島には竹富島、黒島、小浜島がある。
特に10分くらいでいける竹富島は絶対行くべき。海の綺麗さがレベルが違う。
できれば泊まってみてほしい。国際通りのドンチャン騒ぎのクソアホらしさに沖縄だなあ~なんて考えを捨てて、これが本当の沖縄の夜なんだ、、と、感じて欲しい。
沖縄県民が沖縄旅行の落とし穴を教えるスレ : 暇人\(^o^)/速報 - ライブドアブログ

まあ感じ方は人それぞれなので。一口に「沖縄」と言ってもいろんな地域があって色んな人が住んでいるわけだし。
 僕が気になったのは「本当の沖縄(の夜)」という表現。
 これは昔から、特に18で沖縄を離れて暮らすようになってからより強く感じていることなんだけど、「本当のふるさと」って何なんだろうっていうこと。
 結論だけ言うと、「人それぞれであって良い」ってことなんだろうと思うけど。
 たぶん10年ぐらい前、石垣島に行った時に、アメリカ風の(鉄筋)コンクリート住宅が立ち並ぶ風景を着陸直前の飛行機の窓から見て「なつかしいな」と思ったのを今でも覚えている。
 もちろん赤瓦の屋根とか石敢當とかを見ても懐かしさはあるんだけど、竹富島より久高島より石垣のあの町並みが自分にとっては「おきなわ」って感じで。
 これは言葉についても同じで、おじぃ、おばぁの話してた「きれいな方言」ももちろん懐かしいんだけど、ウチナーヤマトグチが、やっぱり自分にとっては(今ではそれすら満足に話せないけど*1)母方言・母語って感じで。
 言語研究者になる過程で(なってからも)、そのコンクリート住宅やウチナーヤマトグチの背景にどんな歴史があるのかを知った後で、色々とらえ方は変わった気がするけど、この「なつかしい感じ」はやっぱり消えないなあって時々思う。
 他にも、基地。僕がテニスを練習し始めたのは10歳頃で、毎週末米軍基地の中にあるコートで練習してた。ゲートのすぐそばにあったから「基地の中」って感じはあまりしなかったけど、やっぱりちょっと緊張したのは覚えている。そこで(家族と)過ごした時間は結構長くて、色んな人との出会いもあって。沖縄から基地が消えるのは本当に嬉しいことだと思うけど、その後、コートの跡地を見て自分はどう思うんだろうなあって。今のところは想像もできないけど。
 何が良いとか悪いとかっていう話じゃないんだと思うんだけど、「本当の沖縄」とか「きれいな方言」みたいな言い方を聞いたり見たりして、そんなことを考える時間が、最近増えたような気がする。「色んなおきなわがあって、色んなウチナーグチがある」ってことなのか、それだけでは言い表せない何かがあるのか。
 こういうもやもやした気持ちも時々記録しておいた方が良いのかもと思って書いてみました。

*1:聞き取るのは結構いける