dlitの殴り書き

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出産・育児とうまくいかない体験を前提にするタイプの指導法

下記の記事を読んで,自分が出産前の体験イベントに参加したときのことを思い出したので少し体験談など。

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といっても重りを付けるというものではなくて,沐浴を人形を使ってやってみようというものだった。

時間がなくて私を含め全員が体験することはできなかったのだけれど,手順の説明を聞いただけで(え,その作業をほんとに首のすわってない赤ちゃんでできるの…?)と思ったのを覚えている。実際,ある程度慣れてはいったけど沐浴の時はいつも緊張していたし,沐浴から一緒にお風呂に移行した時にだいぶほっとしたのも覚えている。緊張感はお風呂でもしばらく続くわけだけど…

教育の話

さて,上の記事ではうまくいかないことの体験を踏まえた指導法・教育について言及されていて教員としてはこちらも気になった(妊婦・育児の体験学習と学校教育がどれぐらい並行的に語れるかということについては考慮の余地があると思う)。ちょっと違う話かもしれないが,以前大学の授業で最初に受講生の現在の価値観を揺さぶるような強いショックを与えるようなやり方の是非が話題になったことがあったのを思い出した。

まだ大学で授業を持つようになって10年ぐらいなので単に技術がないからかもしれないが(そもそも適性がないというような話かもしれない),まず何かを試しにやってもらって,それがうまくいかないことを前提にした教育や指導というのは相当難しいと感じる。あと,仮にうまくいって「教育的効果」があったとして,それって倫理的に良いのかというようなことも考えてしまう。もちろん,何かやって結果的にうまくいかなかったということを踏まえた授業をすることはある。

おまけ

ところで,元の重りを付けるという体験学習のやり方については,どうしても話を提供する側に寄って考えてしまうからか,「もっとうまくできるはずなのにやり方が悪かった」とはなかなか簡単に言えないように思ってしまう。

たとえば,反応として「もっと重い重りにすれば」みたいなものもあるが,ケガの可能性が高まるので実際には採用しづらいんじゃないだろうか。VRがうまく使えるようになると解決できるんですかね。

スタバにはこども向けの顔もある,あと1人はやっぱりきつい

こども向けの飲み物とか

 いや,外でこんな状況だとほんと大変ですよね…うちはまだ1人なのであくまでも想像ですが。

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「スタバにこどもなんか」的な反応があるのがちょっと意外でした。まあでも確かに店舗によって客層がぜんぜん違うと思うので,こどもがいるスタバになれていない人もいるのかも。

 これもすでに指摘が出ているところですが,こども向けの飲みものもあるんですよ。

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うちではキッズココアを買うことが多いんですが,量やデフォルトで氷抜きというのに加えて曲がるストローが付いているのが助かります。小さなこどもが曲がらない(長い)ストローで飲むのって大変なんですよね。

 私がしばしば利用している店舗では私の「氷抜き」のオーダーは4回に1回ぐらい忘れられて出てくるのに,こども向けストローが付いていなかったことはありません。念には念を入れたのか2本付いてきたことすらあります。

 あと,店舗によってはこども向けのイベントを開いているところもありますね。参加したことはありませが,遭遇したことはあります。

外で泣いたりだだをこねたりしたら

 私もこどもを抱き抱え引きずり帰ったことがありますが,どういう対応が「きく」のかっていうのはその時の状況やこどもの気持ちによっても違うことがあるので,難しいんですよね。なので,もし親が泣いているこどもに効き目がないように見える対応をしばらく続けていたら,「前の日はこれですんなりいったのかな」なんてことも考えてみて下さい。

 あと,親が1人だとなかなか色んな手段が執れないということもあると思います。1人だと体力・精神力の消耗が大きく,回復させる暇もありません。また,1人が怒っている間にもう1人が説得するみたいなこともできません。「もう帰るよ」メソッドも,1人だと迷子を気にしてなかなか踏み切れないですよね。もう1人いれば,1人が見ている間にもう1人が「帰る」にリアリティが出るぐらい距離を取ることもできます。

 2人いても大変な時は大変ですけどね…

終電を逃したので歩いてみたおはなし

 下記の記事を読んで思い出したので書いてみます。単純な話なのですがかつてのつくば生活の記録にもなるなと思いましたので。

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常磐線の取手駅から荒川沖駅まで歩いた

 まだつくばエクスプレス(TX)がなかった学生の頃のお話です。

 なぜかその日は高速バスではなく常磐線で東京まで行ったのです。で,帰りに上野発の取手駅から先に行く常磐線の終電を逃してしまいました。そういえばこの頃は常磐線も上野が始発/終着駅ですね。

 それまでこういう形で終電を逃した場合は東京で始発まで時間をつぶしていたのですが,その日は荒川沖駅に車を置いたままなことが妙に気にかかって「取手駅行きはまだあるからとりあえず常磐線で取手駅まで行ってそこからなんとか帰れないか」と考えてしまいました。今思い返すとどう考えても駐車場代を1日分余計に払った方が良かったと思います。

 そこで取手駅まで行ってみたものの,思いの外まっくら…そこで私は思いつきました。

そうだ,荒川沖駅まで歩いてみよう

…酔っていなかったと思うのですが。道は6号線をずっと行けばなんとかなると,車で取手駅まで何度か来たことがある経験も変に背中を押していたような気がします。

 今Google Mapで取手駅から荒川沖駅まで徒歩で経路検索したら4時間7分(20km)と出てきました。荒川沖駅に着いたのは確かに早朝でした。

 何が一番つらかったかというと4, 5時間歩いたことより,国道を走るトラックの風でひたすら寒いということでした。春先でまだ肌寒さが残っている頃でしたからね。終電を逃して大きな街道沿いに歩いて帰る時はぜひ気をつけて下さい。

 つくばエクスプレスができた今はこんなこともあまりないのでしょうね。あの頃は東京に何かしにいく場合は1日がかりという感覚があったような記憶があります。いや,電車での移動が便利で気軽になったのでかえって終電を逃す人が増えたということがあったりするのでしょうか(私は東京に帰る終電を逃してつくばに泊まったこともあります)。ちなみにつくばエクスプレスの守谷駅にはつくば行きの終電を逃した人用のバスがあったりします。

 しかしこうやて振り返ってみるとつくづく自分の行動が謎です。

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