dlitの殴り書き

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Mac OSをMojaveにアップデートしてHyperSwitchがきかなくなった時にやったこと

 ためしにOSをMojaveにしてみました。今のところ特に大きな不具合は出ていないのですが,アプリ毎にダークモードへの対応がまだ/不完全とか,細々したことはあるようです。

 その中でちょっと戸惑ったのがHyperSwitchというショートカットキーでウィンドウごとのアプリの切り替えができるアプリがうまく働かなくなったことでした。

bahoom.com

結論から言えばアプリの不具合でもなんでもなかったのですが,意外と原因に気付かない人もいるかもしれないので少しメモしておきます。

原因はフルキーボードアクセスとの競合かもしれない

 私の環境での原因はこれでした。ショートカットキーで操作対象を移動する範囲の設定を今まで「テキストボックスとリストのみ」にしていたのですが,アップデートで「すべてのコントロール」になってしまっていたようです。こうするとHyperSwithcのウィンドウの切り替えショートカットキーと競合し,こちらが優先されてしまうということのようです。

 対策は2つあります。

【対策1】フルキーボードアクセスの対象を狭める
システム環境設定 → キーボードと進んで,「ショートカット」タブを選択,下の方にある「フルキーボードアクセス」の設定を「テキストボックスとリストのみ」にする。

【対策2】 HyperSwitchのショートカットキーの組み合わせを変える
アプリの設定の「General」から好きな組み合わせに変更する(ただしCommand, Option, Controlからしか修飾キーは選べない)

 また,私の環境ではこの後一度再起動しないとHyperSwitchがうまく機能してくれませんでした。ご参考まで。

 これはiMacの方だけで起こってMacBookの方では起こらなかった(フルキーボードアクセスの設定が保存されていた)ので,環境によって違うのかもしれません。

おまけ

 たぶんOSをアップデートした時に指示されてやっている人がほとんどだと思いますが,上記の方法でもだめな場合は設定の「セキュリティとプライバシー」の中のアクセシビリティでHyperSwitchにチェックが入っているかどうかも確認してみると良いかもしれません。

大学は「誰にとって」役に立たないのか

はじめに

 このような話題は定期的にというか常にあちこちで話題になっていて食傷気味だという人もいるでしょうけれど,誰かが一定量マジレスしておくというのも重要だと思うので書いておきます。

delete-all.hatenablog.com

ちなみに,ご存じの方もいるでしょうけれど私は大学の利害関係者(大学教員)ですので,その分差し引いて読んで下さい。
 そういえばこの手の話題についったーで言及していたことがありました。

対象を具体的に考えてみよう

 このように,「良い」とか「役に立たない」とか「必要ない」などの述語が用いられた場合は,「誰にとって」かというのを具体的に考えてみることをおすすめします
 今回のケースでは,「私にとって」であれば「そんな人もいるでしょうね」という反応が多くなるでしょうし,「ほとんどの人にとって」であれば「それは言いすぎなんじゃないの」と感じる人もいるでしょう。「社会にとって」となれば,制度設計等の話題につながっていくかもしれません。
 書き手にもその辺りしっかり書いてとお願いしたいところなのですが,意図的にぼかす人もいますし,伝言ゲームというか引用や言及が繰り返されるうちに曖昧になっていくこともありますので,読む方で意識するというのも1つの方法だと思います。
 あと,こういう話題は程度問題であることも多いので,「どれぐらい」役に立たないのかというようなことを具体的に考えてみるのも良いのではないでしょうか。

関連エントリ

 今回は大学教育に携わる側から具体的な反論を書いたわけではありませんが,いろんな関係者が具体的なことを書くのが重要だと思っているので,たまにこういう話題を取り上げています。

dlit.hatenadiary.com

dlit.hatenablog.com

料理初心者がOisixとかの料理キットを作る時のちょっとしたポイントの続き

前回の記事とおさらい

 下記の記事を書いてからもう1年経ったようなので,その後気付いたことなどを少し補足しておきます。
dlit.hatenablog.com  前回のポイントは下記の通りです。

  1. キットに含まれていない必要食材を確認して用意しておく
  2. 道具を確認して用意しておく
  3. 手順をざっと確認しておく
  4. 食材はぜんぶ切っておく
  5. 主菜・副菜がある場合、交互に作らなくても良い
  6. 無い調味料は省くか事前に替わりを調べておく
  7. 時短はあきらめる

1年経ってどうなったか

 料理がそれほど上達したとは思わないのですが,たとえば主菜と副菜を同時に作るのもできるようになってきました。ただ事前に同時並行で調理できるかどうかの確認は必要です。ただこの見積もりができるようになったのも成長なのかもしれません。

注意が必要な工程

 私が特にやっちまったやつです。

すりおろし

 大根とか人参とか野菜をすりおろす工程が含まれていることがあって,野菜のサイズによっては思いのほか時間がかかりますので要注意です。
 特に危険なのは「下準備」のようなところに書いてあって見逃すパターンと,「…玉ねぎは1cm幅に切る,大根はすりおろす,…」のように他の手順にさらっと混ぜてある場合です。上級者の方は野菜を切るのと同じ時間ですりおろしを作れるのでしょうか…

ご飯の用意

 ご飯て以外と炊き忘れませんか?
 カレーなどのように出来上がりの段階でご飯が要求されるレシピではそれほど問題ないのですが,混ぜご飯のようなものだと途中で炊きあがったご飯がないと先に進めないので炊き忘れていると厳しいです。レトルトのものの常備があれば良いのですが。

主菜と副菜は別の日に作っても

 前回の記事では別々に作るのがおすすめと書きましたが,料理の内容によっては別の日に主菜と副菜を作っても良いと思います。特に時間が無い日など。作り方が書いてあるものを捨てないように注意です。

Oisixなら冷凍が便利

 Oisixだとキットにもいくつか種類があるのですが,その中に冷凍(フローズン)のものがあって,便利です。
 通常のキットが長くても数日以内に作らなければならないのに対して,冷凍のものなら20日ぐらい持つものが多いのでストックしてあると特に疲れた日や時間が無い日に助かりますし,食材がぜんぶ冷凍だからか食材を切る工程が含まれていないことがほとんどなので調理が全体的に楽な気がします。ただし時々「炒め物をしたままフライパンの片側でスクランブルエッグを作りふんわり合わせる」みたいなことをさらっと要求されますので初心者としては油断ができません。

おわりに

 来年はさらに上達していると良いのですが。